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9月のインターナショナルマッチウィークは、11月に控えるカタールワールドカップに臨む代表メンバー発表前最後のアピールの場となっていた。今回は代表戦を終えた現在の状況を踏まえ、2022年に代表メンバーに選出されていた選手の中から土壇場でW杯出場を逃す可能性がある5人の選手を紹介する。
FW:ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月3日
ブラジル代表通算成績:56試合19得点13アシスト
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今夏に加入したアーセナルでは開幕から抜群のクオリティを見せつけており、既にチームで最も欠かせない選手の一人となっている。一方、ブラジル代表では序列が下がっており、直近の9月の代表戦に関しては招集すらされていない。
序列が低いのは所属クラブでのパフォーマンス関係なしに、代表で結果を残せなかったのが大きな要因だ。18年のW杯予選では10試合で7ゴールと得点を量産したジェズスだが、カタールW杯予選では11試合で無得点。予選はおろか親善試合でも結果を残すことができず、2019年7月のコパ・アメリカ決勝から2022年6月の韓国との親善試合までの約3年間ノーゴールが続いた。試合数を数えると20試合無得点とFWとしては致命的なスタッツに終っている。
また直近ではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエス、ラフィーニャ、アントニーらの成長、ロベルト・フィルミーノの復調などライバルの台頭が著しく、ジェズスが割って入る隙が無くなりつつある。現在ジェズス本人の調子がよいのは明らかだが、先述した選手たちの調子もよく、ここから逆転でのW杯メンバー入りは、主力の怪我などのアクシデントがない限りは難しいかもしれない。