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PKを除いて通算672ゴールのメッシ

　パリ・サンジェルマン（PSG）のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、宿敵クリスティアーノ・ロナウドの保持していたひとつの記録を上回ることになった。英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

　それぞれバルセロナとレアル・マドリードの絶対的エースに君臨していた頃から、宿命のライバルとしてチームのタイトルや個人タイトルを争い続けてきたメッシとC・ロナウド。サッカー界に存在していた得点記録の大半は両者によって塗り替えられてしまったと言っても過言ではない。

　だがC・ロナウドは今季のマンチェスター・ユナイテッドで先発出場も得点数も激減し、ようやく先週のヨーロッパリーグでPKによるシーズン初ゴールを決めたところ。一方のメッシは公式戦11試合で6ゴールを記録している。

　現地時間18日に行われたリーグアン第8節リヨン戦の決勝点を記録した時点で、メッシはPKを除いたキャリア通算得点が672点。C・ロナウドの通算671点という数字を上回ることになった。

　しかも出場試合数としては、2歳年下のメッシの方がC・ロナウドより大幅に少ない。PKも含めるとメッシはキャリア985試合で通算775得点、C・ロナウドは1130試合で816得点を記録している。