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日本代表 2年前

意外!? ワールドカップ出場ゼロの歴代サッカー日本代表5人。見たかった…。主力だったのに大舞台に縁がなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

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 サッカー日本代表はこれまでに6大会連続でFIFAワールドカップに出場しており、11月に開幕するカタール大会は7度目の出場となる。4年に一度というタイミングで行われることもあり、予選の序盤で主力だった選手が外れたり、怪我によって本大会出場を断念せざるを得なかった選手もいる。そこで、今回はかつて日本代表の主力として活躍した選手の中から、ワールドカップ出場を逃した選手を5人紹介する。


鈴木啓太(すずき・けいた)

【写真:Getty Images】

生年月日:1981年7月8日
招集歴:2006年8月~08年5月
日本代表通算成績:28試合0得点


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 オシムジャパンの心臓は鈴木啓太だった。U-23日本代表のキャプテンを務めていたにもかかわらずアテネ五輪でまさかの落選という悔しさを味わったMFは、その2年後にA代表デビューを果たす。ドイツワールドカップ後に就任したイビチャ・オシム監督の初陣で初めてプレーした鈴木は、名将の信頼を掴んでいく。1年7か月に渡り、同監督が指揮を執ったすべての試合に出場した。

 所属する浦和レッズでも2006年から2年連続でJリーグベストイレブンに輝き、07年にはAFCチャンピオンズリーグ制覇を経験した。押しも押されもせぬMFに成長した鈴木だが、同年11月にオシム監督が病に倒れてしまう。後を継いだ岡田武史監督の下でも鈴木は重要な存在だったが、扁桃炎や怪我でコンディションを落としてしまった。

 オシム監督に「水を運ぶ人」と評された男は浦和での戦いに専念することとなり、09年からは主将を務めた。しかし、遠藤保仁と長谷部誠がボランチで不動と地位を築いた日本代表に鈴木が戻ることはなかった。08年9月から始まった南アフリカワールドカップ最終予選に鈴木が選ばれることはなく、08年5月の親善試合が日本代表として最後にプレーした試合となった。

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