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サッカー日本代表の板倉滉と浅野拓磨が大怪我を負ってしまい、ワールドカップ出場の危機に直面していることが話題となっている。こうしたケースは決して珍しくなく、実際に過去何人もの選手が直前のアクシデントで大舞台への出場を逃してきた。今回は、W杯出場に近づくも、最後の最後でそのチャンスを逃してしまったフランス代表の5人を紹介する。
DF:ローラン・コシェルニー(2018年)
【写真:Getty Images】
生年月日:1985年9月10日
フランス代表通算成績:51試合1得点2アシスト
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アーセナルで長く活躍したローラン・コシェルニーは、2012年に発足したディディエ・デシャン監督率いるフランス代表における常連メンバーの1人だった。2014年のブラジルワールドカップに出場し、2016年のEURO(欧州選手権)では準優勝に貢献。ロシアW杯・欧州予選、また本大会を3ヶ月後に控えた親善試合でもレギュラーとしてプレーしていた。
しかし、2018年5月に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアトレティコ・マドリード戦でアキレス腱を負傷。その後全治6ヶ月と診断され、ほぼ確実と思われていたロシアW杯への出場を逃してしまうことになった。そして自身がリハビリに励んでいる間に、他のチームメイトたちは20年ぶりに優勝トロフィーを掲げたのである。
コシェルニーはロシアW杯終了後の10月に代表からの引退を決断している。その際に同選手は「フランス代表の優勝が、自分の怪我以上に精神的なダメージとなった」とコメント。また、「怪我をしてしばらく経ってから、みんな僕のことを忘れた。デシャン監督は誕生日に1回連絡をくれただけだった」と、自身が離脱してからの周囲の冷ややかな対応に不満を漏らしていた。