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主将に意欲を見せるシュバインシュタイガー「自分がほんの少し若いと感じている」

text by 本田千尋 photo by Getty Images

主将に意欲を見せるシュバインシュタイガー「自分がほんの少し若いと感じている」
バスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】

 チームに合流したバイエルン・ミュンヘン所属のバスティアン・シュバインシュタイガーが、フィリップ・ラームのドイツ代表引退について自身の見解を述べた。8日付の独大衆紙ビルトが報じている。

 ドイツ代表で主将を務めてきたラームの代表引退は、そのまま誰が次のキャプテンを務めるのかというテーマに繋がることにもなり、今彼もまた我々の新しい主将になるのだろうか? と、ビルト紙はシュバインシュタイガーを次期主将候補として考えているようだ。

 ラームの後継者としての可能性について、シュバインシュタイガーは次のように応えた。

「僕たちドイツ代表には、キャプテンとなることができる多くの選手がいると思うね。監督が決定を下して、それから人々は誰がキャプテンなのかを見るだろう」

 シュバインシュタイガーは、主将を務めるにあたって、自身が年を取り過ぎていて遅いとは感じていないようだ。

「はっきり言って、僕は自分がほんの少し若いと感じている。おそらくそうは見えないのであってもね。僕は今30歳になった(8月1日が誕生日)けど、それは豊かな経験を持ち合わせた良い年頃だ。僕はまだなお目の前に大きな目標を持っている」

 またビルト紙によれば、ラームの代表引退はシュバインシュタイガーにとっても驚きで不意打ちだったとのことである。

【了】

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