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【写真:Getty Images】
クロップ監督は否定的
チェルシーの新オーナーであるトッド・ベーリー氏はプレミアリーグに「オールスター戦」などを導入すべきだと主張したが、リバプールのユルゲン・クロップ監督は否定的な見解を示している。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えた。
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ベーリー氏は今年夏にロシアのロマン・アブラモビッチ前オーナーからチェルシーを買収した米国人実業家。MLBのロサンゼルス・ロジャース、NBAのロサンゼルス・レイカーズなどの株式も保有し経営に参画している。
「プレミアリーグも最終的にはアメリカンスポーツを少し参考にしてほしいと思う」とベーリー氏は米国で開かれた会議の中で発言。さらなる収益拡大を狙いとして、「下位4チームによる(残留争い)トーナメントや、オールスターゲームをやってはどうか」と提案している。
リーグの主要選手を選抜して試合を行う形のオールスターゲームは、Jリーグでも過去に行われていたほか、米国や豪州、韓国などでも開催されている。だが欧州サッカー界ではほとんど例がない。
ベーリー氏の提案に対しては、リバプールを率いるクロップ監督がいち早く反応。会見の中で質問を受けると、皮肉を交えつつオールスターゲームを支持しない姿勢を示した。
「サッカーは(他スポーツと)全く違う。ハーレム・グローブトロッターズ(バスケットボールのエキシビジョンチーム)を連れてきてサッカーチームと対戦させたいとでも言うのかい?」とクロップ監督。ベーリー氏の提案した“南北対抗”という形でのプレミアリーグオールスター戦についても「ファンが見たいとは思わない」と一蹴している。
【了】