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新シーズンを待ち望むゲッツェ「より大きな責任を引き受けたい」

text by 本田千尋 photo by Getty Images

新シーズンを待ち望むゲッツェ「より大きな責任を引き受けたい」
マリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘン所属のマリオ・ゲッツェが、チーム合流前に現在の心境を語った。ブラジルW杯優勝後初となるインタビューが、6日付独大衆紙ビルトに掲載されている。

 まずビルト紙の、休暇を明けて何を待ち望んでいますか? という質問に対して、ゲッツェは「僕らの指揮官ペップ・グアルディオラは、僕たちにW杯のボーナスを何も与えるつもりはないようだ。同じく僕にも。W杯の決勝戦で1ゴールを決めたのであってもね。でも準備のスタートと新しいシーズンをものすごく楽しみにしているよ」と応えた。

 続いて、ブラジルW杯の決勝戦でシュールレの左サイドからのクロスを冷静に決めたが、どのようにして行なったのかと問われると、「そのような状況で選手は熟考しない。今は描写することが出来るだろうけど、あの直後は僕もまた眺めていた。試合の中で全ては直観的に起るんだ」と話した。

 また、決勝戦までW杯は「あなたの」トーナメントであるようには思われなかったのでは? といった問い掛けにゲッツェは、「W杯は世界で最も大きなトーナメントで、もちろん誰もが出来る限り長くプレーしたがるものだ。僕はW杯のタイトルへと向かう僕たちの道の中で、既に自分の持ち分があるということを考えていたよ」としている。

 最後に新シーズンの個人的な目標については「試合に臨む上でより大きな責任を引き受けたい」とゲッツェは述べ、それによって所属先のバイエルン・ミュンヘン、そしてドイツ代表でまた成果の大きい1年を体験出来ると考えているようだ。

【了】

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