FCバルセロナが、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表DFボアテングを欲しがっているという噂がスペインのスポーツ新聞「マラカ」で報じられている。
5日付の独大衆紙ビルトによれば、全試合に先発出場し、スーパー・スター、リオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表との決勝では83%の1対1勝率を記録し輝きを放ったことなど、ボアテングがブラジルW杯で目覚ましい成果を上げたことが獲得の可能性を呼び起こしたという。
ボアテングはバイエルンとの契約を昨年の12月に2018年まで延長しているが、マラカ紙はボアテングの市場価値を39ミリオン・ユーロと見込んでいる。「しかしバイエルンはこの額で彼を移籍させるだろうか?」とビルト紙はこの噂を疑問視した。
ビルト紙:おそらく指揮官ペップ・グアルディオラは新シーズンにおいて3バックを配置するのではないか―ボアテングとともに。彼はセンターバックだけではなく、右のアウトサイドポジションを強化することもできる。
ビルト紙がバイエルンのボスであるカール・ハインツ・ルンメニゲに、「FCバイエルンは(レアル・マドリーに移籍したトニ・クロースに続いて)さらに世界王者を行かせることは本当にあり得ますか?」と聞くと、ルンメニゲは一笑に付した。
「ばかばかしい! バルサにははっきりとお断りだ!」
【了】
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