モウリーニョやC・ロナウド、ハメス・ロドリゲスを顧客に抱える
世界を覆う経済危機が今なお続き、UEFAがファイナンシャル・フェアプレー制度を導入しようが高騰を続けるサッカー選手の移籍金。今シーズンも多くの選手が莫大な金額で所属クラブを変えている。
フロレンティーノ・ペレス会長が復帰して以降、移籍市場で話題の中心となり続けているレアル・マドリーは、モナコから8000万ユーロ(約110億円)といわれる金額でハメス・ロドリゲスを獲得。昨シーズンのガレス・ベイルに続いて1人の選手に100億円以上を投資した。
そのハメス・ロドリゲスが契約を結ぶエージェント会社は「Gestifute」。言わずと知れた世界一の敏腕代理人、ジョルジュ・メンデスが設立した会社だ。
ポルトガル出身のメンデスは、ジョゼ・モウリーニョ監督をはじめ、クリスティアーノ・ロナウド、ファビオ・コエントラン、ナニ、ペペなどポルトガル代表の選手を中心に、ラダメル・ファルカオやアンヘル・ディ・マリアなど実力も市場価格もトップクラスの選手を数多く顧客に抱えている。
主な契約選手は以下の通り。
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)
ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリー)
アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリー)
ファビオ・コエントラン(レアル・マドリー)
ペペ(レアル・マドリー)
カルロス・ベラ(レアル・ソシエダ)
ジエゴ・コスタ(チェルシー)
ナニ(マンチェスター・ユナイテッド)
チアゴ・シウバ(PSG)
ラダメル・ファルカオ(モナコ)
エリアキム・マンガラ(ポルト)
エセキエル・ガライ(ゼニト)
この選手リストを見ても分かる通り、毎シーズンのように移籍の可能性が報じられている選手ばかりだ。つまり、契約選手の移籍の可能性をリークし、交渉を優位に進めようという手法をとっているのだろう。