レアル・マドリード最新ニュース
【写真:Getty Images】
外国人枠が空いたレアル・マドリード
レアル・マドリードはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得で空いた外国人枠を、当面はBチームに所属する18歳のDFで埋めることになるようだ。スペイン紙『マルカ』が見通しを伝えている。
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マドリーはヴィニシウスがスペイン国籍取得の手続きを完了し、EU外外国人枠から外れることを5日に発表した。これでマドリーで外国人枠を占める選手はDFエデル・ミリトンとFWロドリゴ・ゴエスの2人となる。
以前から申請を行いながらも長引いていたヴィニシウスの国籍取得手続きがもっと早く完了していれば、MF久保建英がマドリーに残留していた可能性もあったのかもしれない。だがマジョルカへのレンタルを終えた久保は外国人枠の影響もあってマドリーのトップチームに加わることはできず、レアル・ソシエダへと完全移籍することになった。
いずれにしてもマドリーは、これで新たな外国人選手を補強することも可能となる。だがスペイン紙によれば、少なくとも当面は、18歳のブラジル人DFヴィニシウス・トビアスをトップチームに加えるために空いた枠を利用すると見込まれている。
右SBとしてプレーするヴィニシウス・トビアスはウクライナのシャフタール・ドネツクに所属していたが、ロシア軍侵攻による特例措置を利用する形で今年4月にマドリーに加入。外国人枠に空きがなかったこともありカスティージャ(Bチーム)に所属する形となっているが、チャンピオンズリーグではすでにトップチームの登録メンバーに名を連ねている。
エデル・ミリトンとロドリゴもそれぞれスペイン国籍取得の申請を行っており、早ければ年内に完了する可能性があるとも伝えられている。冬の移籍市場前に外国人枠がさらに空くことになれば、新たな補強への後押しとなるかもしれない。
【了】