今夏よりスイス1部FCバーゼルに移籍した柿谷曜一朗のデビュー戦を「FCトゥーンとの3対2の勝利はFCバーゼルの幅の広い選手層について4つのスペシャル・エピソードを提供する」として、4日バーゼル地元紙バスラー・ツァイトゥング電子版が報じている。同紙は4つのスペシャル・エピソードのうちの1つを「柿谷がプレーする―初登場」とした。
77分の柿谷の登場について、パウロ・ソウザ監督から戦術の指示を受ける様子や、場内バーゼル・ファンの占めるブロックから拍手で迎え入れられたことなどが描かれている。
続いて「ヴァレンティン・シュトゥッカー(今夏独1部ヘルタへ移籍)の以前の背番号、No.14とともに、日本人はまた即座にシュトゥッカーの左ウイングのレギュラーポジションに現れる。しかし13分間の投入の中、ステファン・グラーナーとのペナルティエリア内の争いで、彼がいささか明らかに地面に倒れたときに、ただ注意を引いた」と記された。
同紙はまた冒頭で、4つのスペシャル・エピソードによって「パウロ・ソウザの一貫して応用するローテーションは可能である」と記しており、ひとまず地元メディアから柿谷は、指揮官の戦術の幅を広げる存在の1人として見なされているようだ。
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