UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース
UEFAチャンピオンズリーグ22/23シーズンが現地時間7日に開幕する。8月にリーグ戦は開幕しており、1日には欧州主要リーグの移籍期間が終了した。昨季王者レアル・マドリードの連覇を止めるチームは現れるか、リバプールが決勝で敗れた昨季の雪辱を果たすか。注目ポイントは枚挙にいとまがないが、補強を終えた各チームの戦力は気になるところだ。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化し、ランキング形式で紹介する。
【写真:Getty Images】
【画像:編集部】
6位:バルセロナ(スペイン)
監督:シャビ・エルナンデス
21/22リーグ戦成績:2位
21/22CL成績:グループステージ3位(ELベスト8)
戦力値79(攻撃力22、守備力19、選手層22、勝負強さ17)
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監督交代に揺れた昨季のバルセロナは、レアル・マドリードの尻尾すら見失う屈辱的なシーズンとなった。シャビ・エルナンデス監督が初めてシーズン開幕から指揮を執る今季を前に、クラブは大幅な“改造”に着手。ウスマン・デンベレとの新契約をまとめ、フランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセンをフリーで加入。150億ユーロ(約180億円)以上の大金をはたいてロベルト・レバンドフスキ、ハフィーニャ、ジュール・クンデの3人を獲得している。
大型補強にはつきものだが、スタートダッシュには失敗した。開幕節で引き分け、第2節は勝利したものの、前半は3バックの新布陣が機能していたとは言い難い内容だった。ただ、徐々に状態は上向いており、リーグ戦では多彩な攻撃で得点を量産している。
攻撃陣は質・層ともにトップレベルで、中盤も個性豊かな実力者が並ぶ。センターバックは人材豊富でロナウド・アラウホのサイドバック起用や3バック採用など柔軟に対応できるが、機能性という意味では未知数の部分もある。
冬までに最適なバランスを見つけることができれば決勝トーナメントを勝ち進むことも十分に可能。しかし、インテル、バイエルン・ミュンヘンと同居するグループになっただけに、敗退した昨季の悪夢がちらつく。ポテンシャルは十分にあるが、自信をもって優勝候補とは言えないのが正直なところだ。
【了】