今夏セリエAトリノよりブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに移籍したイタリア代表FWチーロ・インモービレが合宿地バッド・ラガズで「クロップは僕の父親よりも僕のことを良く知っている」と語った。1日付の独大衆紙ビルトが報じている。
ビルトによれば、インモービレが最初に覚えたドイツ語は「元気かい?」と「得点者」だという。インモービレ自身が7月31日に行なわれたBVBに移ってから初の記者会見に臨んで説明した。
18.5ミリオンユーロ(約26億円)で新たに加入したイタリア人は、指揮官ユルゲン・クロップとの関係について次のように述べている。
「監督は僕のことをビデオで70回観た。彼は僕の父親よりも僕のことを良く知り、僕がどのようにプレーするのか正確に把握している」
昨季のセリエA得点王は、前任者のロベルト・レヴァンドフスキについては「彼は1人のビッグ・プレイヤーだ」と一定のリスペクトを示しながら、「しかし彼は今では過去のこと。僕は未来だ。ドルトムントのために全てを注ぎ、同様に多くのゴールを決めるよう努力するつもりだよ」と新天地での意気込みを語った。
またドルトムントでのスタートについては、「トレーニングの量とインテンシティはセリエA以上だね」と感じている。
そしてインモービレはクロップについてこうも言っている。
「彼はいつも僕に、平静と忍耐を保ち続け、自分に多くのプレッシャーをかけるべきではないと言っている。それはフットボールをプレーする上での新しい方法だ。それによって僕はなお順応しなければならない」
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