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クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【WG編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

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 欧州各国では2022/23シーズンが開幕を迎え、各地で熱戦が繰り広げられている。カタールワールドカップ出場を目指すサッカー日本代表選手たちも、それぞれの所属クラブでしのぎを削っているところだ。この夏に移籍を決断した選手、怪我を抱えたまま開幕を迎えた選手など、様々な立場に置かれる欧州組日本代表選手たちの現状はどうなっているのだろうか。今回はウィング編(成績は2022年8月24日時点)。



堂安律


【写真:Getty Images】

所属クラブ:フライブルク(ドイツ1部)
リーグ戦成績:3試合出場(227分)/1得点0アシスト



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 オランダの名門PSVアイントホーフェンを離れ、フライブルクへ完全移籍。堂安はアルミニア・ビーレフェルトでプレーした2020/21シーズン以来、自身2度目のブンデスリーガ参戦を果たしている。

 フライブルクがPSVに支払った移籍金は850万ユーロ(約12億円)とされる。これはクラブ史上2番目に高額な移籍金だ。となれば、当然期待されるのはエース級の活躍である。さっそくリーグ開幕直前のDFBポカール1回戦で延長後半の111分に挨拶がわりの初ゴールを挙げ、チームを2回戦進出に導いた。

 続くリーグ開幕戦でもアウクスブルクからゴールを奪って、2試合連続得点でフライブルクの連勝に貢献。ドリブルでカットインして左足シュートという十八番の形を出しやすい右ウィングや、4-2-3-1のトップ下として起用されており、ゴールやアシストといった結果がシビアに求められる立場になる。オランダで伸ばしてきた守備面の能力も示しつつ、ゴール前で違いを生み出すアタッカーとして、今季のフライブルクの中心を担っていくことになりそうだ。

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