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疑惑の判定について審判自身がメディアで発信できる可能性。サッカー協会が示唆

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

疑惑の判定について審判自身がメディアで発信できる可能性。サッカー協会が示唆
判定に対するレフェリーの見解を知りたいという人は多いのではないか【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 日本サッカー協会は31日、JFA技術委員会を開催した。W杯でのグループリーグ敗退を受けて将来的な強化策を話し合った。委員会終了後には記者ブリーフィングが行われた。

 この日の委員会では、レフェリーのメディア対応の有無についても話が及んだそうだが、上川徹審判委員長はこう話す。

「判定に対して、皆さんが疑問を持つことがあるのは当然かなと考えています。Jリーグは毎週末、J1が9試合、J2が11試合と全部で20試合あります。1試合の中で、どの判定に対してどういうコメントを残していけばいいのかという判定基準は難しいところがあると思っている。

 今日の委員会で話した中では、テレビなどとのタイアップ。その翌日はプログラム上、難しいかもしれませんけど、1ヶ月を振り返って何らかの疑問に持たれる判定について発信していけるようになれば、サポーターのサッカーに対する理解や、審判に対する理解が深まっていくのではないかなと」

 具体的には何も決まっていないそうだが、判定に対するレフェリーの見解を知りたいという人は多いのではないか。レフェリーが発言する機会を設けることも、ひとつの試みとしてあってもいいだろう。

【了】

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