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クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【CB編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

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 欧州各国では2022/23シーズンが開幕を迎え、各地で熱戦が繰り広げられている。カタールワールドカップ出場を目指すサッカー日本代表選手たちも、それぞれの所属クラブでしのぎを削っているところだ。この夏に移籍を決断した選手、怪我を抱えたまま開幕を迎えた選手など、様々な立場に置かれる欧州組日本代表選手たちの現状はどうなっているのだろうか。今回はセンターバック編(成績は2022年8月23日時点)。



板倉滉


【写真:Getty Images】

所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ドイツ1部)
リーグ戦成績:3試合出場(270分)/0得点1アシスト



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 昨季はシャルケの主力としてドイツ2部優勝と1部昇格に大きく貢献した。マンチェスター・シティからの完全買い取りも検討されていたようだが、実現せず退団することに。シャルケのルーヴェン・シュローダーSDが退団を「信じられないくらい痛い」と惜しむほど、板倉はチームにとって重要な存在になっていた。

 だが、ドイツでの挑戦は終わらなかった。今夏、保有権を持っていたシティからボルシア・メンヒェングラッドバッハへの完全移籍が決定。移籍金は500万ユーロ(約7億円)とされ、4年契約を結んでいる。

 そして、新天地でもさっそくセンターバックで定位置を確保。DFニコ・エルベディとのコンビで開幕から3試合無敗の好発信に貢献している。板倉個人としても第2節のシャルケ戦、第3節のヘルタ・ベルリン戦と2試合連続で大手『キッカー』誌のベストイレブンに選出されるなど好評価を獲得している。他にも「期待以上の活躍」などと賛辞が相次ぎ、ダニエル・ファルケ監督が志向するポゼッションスタイルの中で眩い輝きを放っている。

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