J1リーグの前半戦が終了した。
前半戦を首位で折り返したのは、浦和レッズ。2位・サガン鳥栖との勝ち点差はわずか2だが、好調の要因となっているのがリーグ最少となる失点数10。前節第17節鹿島戦で失点するまでJ1記録となる7試合連続無失点を達成するなど堅守が光った。今季補強した日本代表GK西川周作の活躍もあり、後半戦もチームとしての安定感はありそうだ。
ただ前半戦に関していえば、日程面で大きく恵まれていたことも事実だろう。というのも、スケジュールを見れば一目瞭然。今季の浦和はACL出場組との対戦の際には、この4チームがアウェイ遠征を終えた直後の週末に、なぜか対戦できていたからである。そして4戦全勝している。
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