バルサBに代わって昇格プレーオフに出場。7位から1部昇格を決める
リーガ・エスパニョーラに所属するコルドバは今月21日、フィテッセ(オランダ)からFWハーフナー・マイクを獲得したと発表した。2年契約で、1年間延長できるオプションがついている。
スペイン南部のアンダルシア州にあるコルドバは、セビージャ、マラガに次ぐ同州第3の都市。かつてイベリア半島を支配したイスラムの文化を色濃く残し、世界遺産の史跡を有する日本人にも知られた観光都市である。
ここに本拠地を置くクラブは昨季のリーガアデランテ(2部)で7位に終わったものの、バルセロナB(Aチームが1部所属のため昇格の権利を保有しない)に代わってリーグ6位までが出場できる昇格プレーオフに出場。
ムルシア、ラス・パルマスと立て続けに下し、1部リーグ復帰を決めた。71-72シーズンを最後に2部、3部の間を行き来してきたクラブにとって、実に42年ぶりの1部復帰となった。
チームを率いるアルベルト・フェレール監督は、現役時代はバルセロナやチェルシー(イングランド)でプレーし、スペイン代表としても活躍したDFだった。指導者としては2010―2011シーズンにフィテッセを率いた経験を持つ。
同監督は、今年2月のパブロ・ビジャ監督の成績不振による退任を受け指揮官に就任(26節だけルイス・カリョン監督代行がチームを指揮)。22チーム中13位と低迷していたチームを立て直し、リーグ7位まで順位を押し上げると、最終的には昇格を達成した。