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2022シーズンのJ1リーグはすでに前半戦が終了し、後半戦に突入している。各クラブの目標は明確になりつつあり、戦いはより激しさを増していくだろう。今回は、ヴィッセル神戸の前半戦を振り返ると同時に、今季の最終順位を“どこよりも遅く”予想していく。※数字は7月11日時点
ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】
監督:吉田孝行
前半戦成績:2勝5分10敗(18位)
予想順位:16位
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アンドレス・イニエスタ、山口蛍、酒井高徳、大迫勇也、武藤嘉紀、セルジ・サンペール…選手の質だけで見れば十分J1制覇を狙えるだけに開幕前の期待感は高かったが、現実は厳しいものとなっている。開幕から全く勝てないどころか得点もほぼ奪えず、3月という早いタイミングで三浦淳寛監督と契約解除に至った。
後任にはミゲル・アンヘル・ロティーナが就いた。しかし、守備面はまずまず改善された印象を受けたが、肝心の結果にはなかなか結び付かず。そして先月下旬に、クラブはロティーナ監督の解任を電撃発表。3度目となる吉田孝行監督招聘に踏み切るなど、クラブは暗いトンネルの中を彷徨っている。
吉田新監督の下でクラブは3連勝を飾っているが、内容が劇的に良くなったとは言い難い。いわゆる「解任ブースト」がかかっている状況と見てもおかしくはなく、この調子が長く続くかは不透明である。中盤はそれなりのクオリティーを発揮しているだけに、攻撃陣の奮起、そして不安定さが否めないCBの補強が、後半戦浮上のカギと言えるかもしれない。
【了】