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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。今回は33歳以上(1989年6月30日以前生まれ)の選手を対象としたランキングを紹介する。
15位:ジェイミー・ヴァーディー(元イングランド代表/レスター)
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年01月11日
市場価格:500万ユーロ(約6億円)
20/21リーグ戦成績:34試合15得点9アシスト
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15位にランクインしたのは、15/16シーズンに奇跡とも言えるリーグ優勝を成し遂げた“ミラクルレスター”を牽引したジェイミー・ヴァーディーだ。同選手は優勝後もハイパフォーマンスを維持している。7シーズン連続2桁得点をマーク。19/20シーズンには23得点を決め、リーグ得点王に輝いた。
ヴァーディーの最大の武器は、相手DFを寄せ付けない抜群の「スピード」だ。35歳となっても衰えを見せず、能力値は「85」を記録している。また「IQ」も「84」と高いため、自身の武器の使い所が上手い。むやみに「スピード」で勝負するのではなく、戦況を見て「ドリブル」でしかけるのか、それとも味方に預けて裏に抜けるのか。相手DFとの駆け引きはプレミアリーグ内でも随一だ。
そして、とにかく決定力が高い。裏へ抜け出しての1対1やクラスに合わせるダイレクトシュートなど、フィニッシュのパターンが豊富だ。これまで公式戦384試合に出場し、クラブ歴代最多となる164得点を記録している。
「攻撃力」は高い一歩で、「守備力」は「52」と低い。相手DFの裏への飛び出しなどが多いため、瞬時のプレスバックは難しいが、戦術なのか前線からのハイプレスもあまり行わないこともあり、守備時の貢献があまり見られない。ただCFとして攻撃面は申し分ない能力で、35歳となった今も最高峰のリーグで活躍を続けている。