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【写真:Getty Images】
ダニエル・ファルケ監督が新加入の板倉に期待
ドイツ1部のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)に加入することが決定した日本代表DF板倉滉は、どのような形で起用されることになるのだろうか。ダニエル・ファルケ監督が起用法の見通しを語っている。
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マンチェスター・シティが保有権を持っていた板倉は、移籍金500万ユーロ(約7億円)+ボーナスでボルシアMGに完全移籍が決定。そのボルシアMGを率いるのは、過去にボルシア・ドルトムントのセカンドチームや、プレミアリーグのノリッジ・シティなどを率いた経験を持つファルケ監督だ。
「コウはシャルケで素晴らしいシーズンを過ごした。印象的な活躍をして本当に大きく成長した」と、独紙『ビルト』がファルケ監督のコメントを伝えている。同監督は板倉がオランダのフローニンゲンでプレーしていた頃から知っており、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督とも板倉について話をしていたという。
「シャルケでは様々な役割をこなしていた。多くのポジションでプレーできるポリバレントな選手だ。中盤でもCBでも3バックでもプレーできる」とファルケ監督。「チームにとってベストな位置で起用したい」と、状況に応じた柔軟な起用法を示唆している。
初挑戦となるブンデスリーガ1部ですぐに定位置が約束されるわけではないが、指揮官は板倉が力を発揮できると信じているようだ。「2部でのプレーと1部ではレベルが違う。新たなレベルに到達しなければならないが、適応する時間を与えるつもりだ。我々は彼を信じている」
すでにドイツで1年、オランダを含め欧州で3年半を過ごしてきた板倉のコミュニケーション面にも不安はない。「問題ないだろう。ドイツのサッカーをすでに知っており、言葉も少し分かっていることは(獲得する上で)重要だった。ドイツ語もかなり理解している。中央のポジションでは大事なことだ。彼は完璧な英語を話せるので、それもある程度助けになるだろう」と監督は語っている。
【了】