海外日本人選手　最新ニュース

サンプドリアとの契約が満了する吉田

　イタリア・セリエAのサンプドリア退団が見込まれる日本代表DF吉田麻也は、来季の昇格クラブであるモンツァへ移籍する可能性もあるのかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が22日付で伝えている。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴】

　サウサンプトンからのレンタルを含めてサンプドリアで2年半を過ごした吉田だが、契約は今月末で満了。今後の去就は不確定であり、様々な見通しが噂となっている。

『ガゼッタ』紙電子版が伝えたところによれば、守備面の補強を進めるモンツァがその吉田の獲得に動く可能性があるという。来季も引き続きセリエAでプレーすることになるのかもしれない。

　モンツァは21日には、今季までインテルに所属していた元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアの加入を発表している。インテルとの契約が満了するラノッキアもフリー移籍の補強であり、吉田に対しても同じ形でベテランCBを補強する可能性があると見込まれている。

　モンツァは元イタリア首相であり元ミラン会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が2018年にオーナーとなり、積極的に強化を進めてきたクラブ。今季のセリエB（2部）ではプレーオフを勝ち抜き、クラブ創設110年目にして初となるセリエA昇格を決めている。

【了】