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【写真:Getty Images】
スコットランドで頭角を現した18歳DF
リバプールは19日、U-21スコットランド代表DFカルヴィン・ラムゼイの加入が決定したことを発表した。来季の新戦力となるラムゼイとはどのような選手だろうか。
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右サイドバックとしてプレーするラムゼイは2003年7月31日生まれの18歳。スコットランド1部のアバディーンから完全移籍の形でリバプールに加入する。
アバディーンの下部組織で育ったラムゼイはまだ16歳だった2020年3月にトップチームデビュー。2021/22シーズンには負傷で離脱した時期を除けばレギュラーに定着し、公式戦33試合に出場して1得点9アシストを記録した。スコットランド記者協会の選ぶ年間最優秀若手選手賞を受賞するなど高い評価を受けている。
リバプールがアバディーンに支払う移籍金は、メディアにより異なるがボーナスを含めて650万ポンド(約10億8000万円)前後と報じられている。アバディーンにとってはクラブ史上最高額を更新する移籍金であり、期待と評価の高さがうかがえる。
リバプールの右SBにはイングランド代表のトレント・アレクサンダー=アーノルドが不動の主力選手として君臨している。ラムゼイがすぐにレギュラーポジションを奪うことは難しいと予想されるが、バックアップとして、また将来的な後継者候補として期待が高まっている。
ラムゼイの背番号は、契約満了により退団するGKロリス・カリウスが使用していた「22」となることも発表されている。フラムから加入する19歳のFWファビオ・カルヴァーリョに続いて、リバプールはまた一人将来有望なティーンエイジャーを手に入れることに成功したようだ。
【了】