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【写真:Getty Images】
シャルケが完全移籍を断念した板倉滉
マンチェスター・シティが保有権を持つ日本代表DF板倉滉は、ドイツ1部のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)へ移籍する可能性が高まりつつあるのかもしれない。現時点で争奪戦をリードしているとも報じられている。
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板倉は2021/22シーズンにシティからドイツ2部のシャルケへレンタル。2部降格を強いられた名門クラブで不動のレギュラーとして攻守にわたって活躍し、1年での1部復帰と2部優勝に大きく貢献した。
だがシャルケは最終的に、金銭面の事情によりレンタル契約に設定されていた買取オプションを行使しないことを決断。板倉は一旦シティに戻る形となった上で新たな移籍先を探すことになった。
英『スカイ』の記者ライオール・トーマス氏が公式SNSで伝えたところによれば、現時点ではボルシアMGが板倉の獲得に向けて「レースをリードしている」状況だという。獲得を狙う他クラブより魅力的なオファーを提示する準備があるとされている。
シャルケが完全移籍での獲得を断念して以来、板倉に対しては多くのクラブから関心が噂されてきた。各国メディアで言及されたクラブにはドイツのフランクフルト、マインツ、ホッフェンハイム、フライブルク、来季プレミアリーグに昇格するフラムとボーンマス、スコットランドのセルティックなどが含まれる。
2021/22シーズンのブンデスリーガは10位で終えたボルシアMGだが、それ以前には10年連続で一桁順位を記録するなどドイツの有力クラブのひとつ。過去には2011/12シーズンに大津祐樹が所属したこともあるが、11シーズンぶりの日本人選手獲得となるのだろうか。
【了】