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【前半速報】サッカー日本代表、先制点の山根視来が痛恨のミス。カタールW杯出場のガーナ代表にリードして後半へ【キリンカップサッカー2022】

text by 編集部 photo by Getty Images

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山根視来
【写真:Getty Images】



サッカー日本代表、ガーナ代表と対戦

【日本 2-1 ガーナ キリンカップサッカー2022】

 キリンカップサッカー2022の第1戦が10日に行われ、サッカー日本代表はガーナ代表と対戦している。



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 日本代表は0-1で敗れた6日のブラジル代表からスタメンを9人変更。GK川島永嗣、右サイドバックにDF山根視来、センターバックにDF吉田麻也とDF谷口彰悟、左サイドバックにDF伊藤洋輝、中盤アンカーにMF遠藤航、インサイドハーフにMF久保建英とMF柴崎岳、右ウィングにMF堂安律、左ウィングにMF三笘薫、そして1トップにFW上田綺世が起用された。

 最初のビッグチャンスは10分、堂安の高い位置でのプレッシングから生まれた。相手DFからボールを奪った堂安は自らドリブルでゴール前まで運び、左足を振り抜く。シュートは惜しくもゴール右に外れてしまったが、攻守の切り替えの早さとプレス強度の高さが光るプレーだった。

 その後も主導権を握って試合を進めていく日本は20分に久保や三笘、伊藤による連続したコンビネーションプレーで左サイドを崩し、堂安のシュートのこぼれ球を拾った柴崎がクロスを上げる。だが、頭で合わせた上田はシュートをGKの正面に飛ばしてしまい、またも先制点とはならない。

 それでも攻め続けた日本は29分、ついに先手を取ることに成功する。テンポのいいパスワークで相手を揺さぶると、右サイドに張り出した久保の動きがパスを受けて自らゴール前に仕掛けていく姿勢を見せつつ、それをフェイントにして味方にパスを送る。そして今度は堂安がワンタッチでラストパスを送り、タイミングよく飛び出してきた山根が豪快にゴールネットを揺らした。

 この2年ほどで日本代表に定着した山根は、デビュー戦となった20121年3月の韓国代表戦以来となる代表通算2得点目を挙げた。

 しかし、喜びは長く続かなかった。44分、山根のまさかのミスがきっかけとなり、ガーナ代表にゴールを許してしまう。自陣右サイドの深い位置でボールを受けた山根は、中央にパスを出すも、その先に味方はおらず。

 パスミスはMFクリストファー・アントウィアジェイに拾われ、そこからFWジョーダン・アイェウとつながって、ミドルシュートでゴールを奪われた。

 同点に追いつかれて前半終了かと思われたアディショナルタイムの46分、日本は勝ち越しに成功する。左サイドでボールを持った三笘がゴール前に低くて鋭い弾道のクロスを送ると、そのボールは誰にも触られることなくゴールの中へ。

 川崎フロンターレ時代の先輩・山根のミスを帳消しにする三笘のゴールにより、日本の1点リードで前半終了となった。

【得点者】
29分 1-0 山根視来(日本)
44分 1-1 ジョーダン・アイェウ(ガーナ)
45+1分 2-1 三笘薫(日本)

【了】

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