サッカー欧州代表 最新ニュース
【写真:Getty Images】
試合を動かした強烈な一撃
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ3の第2節、イタリア代表対ハンガリー代表が現地時間7日に行われた。この試合では、イタリア代表MFが超強烈なゴールを叩き込んでいる。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】
その一撃が誕生したのは、スコアレスで迎えた30分のことだった。左サイドを駆け上がったレオナルド・スピナッツォーラが中央へパスを送ると、これをペナルティーアーク右で受けたニコロ・バレッラが右足でミドルシュート。超強烈なボールはGKデネス・ディブスの手を弾き、ゴール左上隅に突き刺さった。
全てがパーフェクトな一撃だったと言える。まず、バレッラはスピナッツォーラからのパスをコントロールするタイミングで顔を上げてゴールの位置を確認。そこから右足を素早く振り切ったことで、相手DF陣の対応を間に合わせていない。ボールを良い位置に置けた時点で、勝負を決めていたのだ。
そしてその威力である。ボールをコントロールし、ワンステップでファーサイドにシュートを持っていくのは決して簡単なことではなかったが、バレッラはしっかりと軸足に踏ん張りを利かせて体勢を崩さなかったことで強いシュートへと繋げている。事実、キックモーションは実に美しかった。
バレッラの強烈な一撃で先制したイタリア代表は、45分にも追加点。後半に1点を返されたが逃げ切りに成功し、今大会初勝利をあげている。