「人生は続くし、良い日もこの先やってくる」
――チームに再合流して、仲間たちと出会った感想は?
「もちろん、チームが置かれている状況は良くないけれど、チームに戻り仲間と会えたのは非常に嬉しいね。僕たちは今大会一緒にスタートを切ったんだから、一緒に彼らと最後を迎えるつもりだ。
チームに起きた出来事やタイトルを取れたかどうかに関係なく、僕たちは団結していたし、だからこそ一緒に最後を迎えるんだ。この先期待することはこれから先に、皆で喜び合えるようになりたい。歴史的な敗北を喫したからといって、僕たちは頭を下げる必要はない。負けもサッカーの一部なんだ。
僕は負けず嫌いな奴だし、愛しているこのスポーツにおいてはなおさらだ。随分と長い時間、痛みを感じるだろうけど、いつか良い日もやってくる。僕たち自身の顔や、家族、そしてブラジル国民に喜びを取り戻せるように全力をつくしたいね。
僕たちを支えてくれたサポーター全てに感謝したいし、僕たちは負けたことの責任は負うつもりだ。ただ、人生は続くし、良い日もこの先やってくる」
――君はこのチームのポテンシャルをよく知っているはずだ。このチームは世界王者になる力があったと思う。そして1-7の敗戦の後、フェリポンはまだこの先もセレソンを率いるチャンスがあると思うかい?
「僕はこのチームは世界王者になる資格があると思っているし、もっとポテンシャルを出せたと思う。僕はこのチームの23人は世界中のどのビッグクラブでもプレーする力がある、と何度も言い続けてきた。
僕が悲しいのは負けたことや世界王者になれなかったことじゃなくて、ああいう形で大会を去ることになったことなんだ。このチームはああいう負けが相応しいチームじゃなかった。僕があの試合の後、涙したのは負けたからじゃない。仲間たちがああいう形で負けるには値しないと思っていたからだ」