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サッカーU-21日本代表、U-23サウジアラビアと痛み分け。数的不利も勝ち点1を獲得【AFC U-23アジアカップ】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



鈴木彩艶がビッグセーブ! 数的不利も無失点に抑える

【U-21日本 0-0 U-23サウジアラビア AFC U-23アジアカップ】

 AFC U-23アジアカップ・グループD第2節が6日に行われ、サッカーU-21日本代表はU-23サウジアラビア代表と対戦。試合は0-0の引き分けに終わった。



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 初戦のU-23UAE代表戦に2-1で勝利したU-21日本代表は、同じく白星スタートしたU-23サウジアラビア代表と対戦。拮抗した試合展開になると思われたが、ボールを保持した日本が序盤からチャンスを作っていく。

 9分、斉藤光毅がペナルティーエリア左から相手DFを抜き去ってゴールに迫ると、15分には右サイドを崩して最後は藤尾翔太が左足でミドルシュート。日本が試合開始からリズムを作り、相手ゴールに迫った。

 日本は果敢な攻撃をみせていたが、守備は少し消極的。CB2人が相手の裏への飛び出しを警戒してかほとんど前に出ず、バイタルエリアが開いてしまったために、23分以降はサウジアラビアにボールを持たれる時間が続く。ゴール前まで何度か押し込まれたが、粘り強い守備で決定的なシーンは作らせず。徐々にペースを取り戻していった。

 すると、33分には右コーナーキックから巧みなダイレクトパスで崩すと、鈴木唯人がゴール前へグラインダークロス。ゴールまであと一歩に迫った。日本はその後も再三決定機を迎えたが決めきることが出来ず、0-0で前半が終了した。

 後半は一変して押し込まれる展開に。サウジアラビアに前線からプレスをかけられたことでなかなかビルドアップすることが出来ず、不用意なパスミスからチャンスを作られた。悪い流れが続くと、79分には藤尾に出されたイエローカードが、OFRの結果レッドカードに。日本は試合終盤に数的不利になってしまった。

 89分にピンチを迎える。左サイドからカットインしたトゥルキー・アル=アンマールに鋭いミドルシュートを放たれたが、鈴木彩艶がビッグセーブをみせる。数的不利も粘り強い守備で相手の攻撃を凌いだ日本は何とか無失点に抑え、試合は0-0で終了。苦しみながらも勝ち点1を獲得した。

 勝ち点を4に伸ばした日本は、9日にタジキスタンと対戦する。

【了】

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