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【写真:Getty Images】
マンU、マンC、ユベントスなどで活躍
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、38歳で正式に現役引退を表明した。アルゼンチン紙『オレ』など複数メディアが伝えている。
テベスは昨年6月にアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズを退団。その後はクラブに所属しておらず、様々なクラブでのプレー再開も噂されてきたが、約1年間を経て本人の口から引退の決断が明らかにされた。
「もう引退した。確定だ。アメリカなどから色々なオファーはあったが、選手としては全てを出し尽くしてきた。ある朝目を覚まして、『もうプレーしない』と決めた」とテベスは語っている。
引退を決断した理由としてテベスは、昨年2月に父親が死去したことで「一番のファンを失った」とコメント。また、ボカ退団後には「あまりにも飲み食いしすぎた」として、プレーを再開できるコンディションではないことにも言及している。
テベスは2001年にボカでデビューしたあとブラジルのコリンチャンス、イングランドのウェスト・ハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、イタリアのユベントスなどを渡り歩いた。3度のプレミアリーグ優勝や2度のセリエA優勝など数々のタイトルを手にしている。
アルゼンチン代表としても76試合に出場したほか、五輪代表では2004年アテネ大会で金メダルを獲得した。欧州を去ったあとは中国でもプレーし、2018年に古巣ボカに復帰してキャリアの終盤を過ごした。
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