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猫虐待で大炎上のウェスト・ハムDFに判決確定。今後5年間の“猫飼い禁止”も

text by 編集部 photo by Getty Images

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クル・ズマ
【写真:Getty Images】



2月に動画が問題となったクル・ズマ


 ペットの猫を虐待したとして起訴されていたウェスト・ハムのフランス代表DFクル・ズマに対し、裁判所による判決が下された。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。



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 ズマは今年2月、猫に対する虐待行為の動画が拡散されて大きく炎上した。同選手の自宅とみられる場所で撮影された動画の中には、猫を放り投げたあと蹴飛ばす場面などが撮影されていた。

 この問題で起訴され罪を認めていたズマに対し、1日にテムズ治安判事裁判所による判決が言い渡された。投獄は回避されたものの、180時間の社会奉仕活動と裁判費用9000ポンド(約146万円)の支払い、そして今後5年間猫を飼うことを禁止するという処分だ。

 クラブは事件の数日後に、ズマに対して2週間分の給与にあたる25万ポンド(約4060万円)の罰金処分を下していた。徴収した罰金は動物愛護チャリティーに寄付されたとのことだ。今回の判決を受けクラブは「いかなる動物虐待も強く非難する」と姿勢を明らかにしつつ、「クルに対して過ちから学び前進するチャンスを与えてほしい」とズマが赦されることを望む声明を出している。

 ズマは今季のウェスト・ハムで、事件後も含めてプレミアリーグ24試合に出場。ヨーロッパリーグでも6試合に出場し、準決勝まで勝ち進む戦いぶりに貢献していた。

【了】

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