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【写真:Getty Images】
パラグアイ代表、南米予選の戦い
サッカー日本代表は2日、キリンチャレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦する。ここでは、FIFAカタールワールドカップ・南米予選におけるパラグアイ代表の戦いを振り返る。
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パラグアイ代表は南米予選序盤から着実に勝点を積み上げていった。初戦でペルー代表相手に2-2で引き分けると、2戦目のベネズエラ代表戦では85分にガストン・ヒメネスが左足で豪快なゴールを決め、敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。続くアルゼンチン代表戦ではニコラス・ゴンサレスのゴールで追いつかれたが勝点1を得ている。第4節、格下のボリビア代表をホームに迎えるもドローに終わったが、4戦負けなしと良い滑り出しで、4位につけた。
しかし、2021年に入るとチームは勢いを失う。6月に行われたウルグアイ代表戦、ブラジル代表戦では得点を奪うことができず、2試合でわずか勝ち点1に留まり、順位を6位にまで下げてしまった。3ヶ月後の9月に行われた第9節エクアドル戦では、またしても敗北。続くコロンビア代表戦は1-1で引き分け、5戦未勝利となった。なかなか勝ち点3を得ることできず、ワールドカップ出場権が与えられる4位との差は開いていった。
その後、ベネズエラ代表相手に7試合ぶりとなる勝利を収めるも、アウェイで迎えたボリビア代表戦では4得点を奪われ、大敗を喫した。12節終了時でわずか2勝。8位に転落し、エドゥアルド・ベリッソ監督は解任された。
ギジェルモ・バロス・スケロット新監督下でもチームは調子を取り戻すことができなかった。ギジェルモ監督は南米予選で6試合を指揮するも、勝ったのは第17節のエクアドル戦のみ。チリ代表、ウルグアイ代表、ブラジル代表、ペルー代表相手に敗れ、結局順位を上げることができず。8位で南米予選を終え、パラグアイ代表は2大会連続ワールドカップを逃した。
そのパラグアイ代表は、約3年ぶりに日本代表と対戦することとなる。不調に陥ったパラグアイ代表はどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
【了】