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パラグアイ代表監督は何者? サッカー日本代表と対戦、わずか2週間で辞任した過去も【キリンチャレンジカップ2022】

text by 編集部

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ギジェルモ・バロス・スケロット
【写真:Getty Images】



パラグアイ代表の監督とは?

 サッカー日本代表は6月2日、キリンチャレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦する。



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 ギジェルモ・バロス・スケロットは2021年10月にパラグアイ代表の監督に就任した。指導者としてのキャリアを開始するまでは、選手としても活躍。ボカ・ジュニアーズやMLS(アメリカ1部リーグ)のコロンバス・クルーなどのチームでプレーし、2011年に現役を引退している。

 引退後は指導者としての道を歩み始め、2012年7月にアルゼンチン1部リーグのCAラヌースの監督に就任し、双子の兄弟グスタボ・バロス・スケロットをアシスタントコーチに据えた。就任1年目にして、12/13コパ・スダメリカーナを制し、監督として初のタイトルを獲得した。アルゼンチンで4シーズンを過ごすと、2016年にはイタリアのパレルモの監督に就任。しかし、UEFAコーチライセンスを取得する基準に満たしていなかったため、就任からわずか2週間で辞任することとなった。

 ギジェルモ監督はその後、再び母国アルゼンチンへと活動拠点を移す。2016年3月から古巣ボカ・ジュニアーズの監督に就任。就任1年目は成績が振るわなかったが、2年目から手腕を発揮。16/17シーズンから2年連続アルゼンチン1部リーグ優勝に導いた。2019年にはズラタン・イブラヒモビッチ擁するロサンゼルス・ギャラクシーの指揮官を務めることになるも、在籍2年間で59試合を指揮し、24勝6分29敗とアメリカの地では思うような結果を残すことが出来なかった。

 そして2021年10月、パラグアイサッカー協会(APF)はFIFAカタールワールドカップ南米予選で成績が振るわなかったエドゥアルド・ベリッソ監督を解任。ギジェルモ・バロス・スケロットが後任になった。

 パラグアイ代表監督就任後はFIFAカタールワールドカップ・南米予選の6試合を指揮。1試合目のチリ代表戦ではホームで敗れ、その後もブラジル代表やウルグアイ代表、ペルー代表相手にも敗北を喫し、結果は1勝1分4敗。南米予選の順位を8位で終え、2010年ぶりのワールドカップ出場を果たすことは出来なかった。

【了】

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