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【写真:Getty Images】
ホーム初勝利の湘南ベルマーレ
明治安田生命J1リーグ第14節、湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸が21日に行われ、2-1で湘南が勝利した。勝ち点7で並ぶ直接対決を勝利に導いた1人として、谷晃生の名前が挙がる。再三に渡るビッグセーブで、神戸を最少失点に抑えた。
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2-1と湘南リードで迎えた試合終了間際、アンドレス・イニエスタのFKがゴールネットを揺らしたが、VARの助言もあり武藤嘉紀のハンドが取られ、同点ゴールは幻となった。劇的な幕切れということもあり、谷は試合終了のホイッスルを聞くと同時に両手を上げ、ピッチを叩きながら喜びをかみしめた。
涙を浮かべている様子が映像には映し出されたが、試合後に「泣いてないです」と即答。濡れたピッチの水滴か時折降っていた小雨の見間違いだったのかもしれない。
「(今まで)勝てなかったことは自分たちの責任です。1日でも早く勝利を届けたかったし、ほっとしてる気持ちもあるけど、もっともっと貪欲に勝ちにこだわってやらないきゃいけない」
谷が期限付き移籍期間を延長して迎えた湘南3年目の今季、チームは開幕から苦しんだ。東京五輪で大活躍を見せ、サッカー日本代表にも名を連ねた昨季と比較すると、谷自身のパフォーマンスも低調な試合が多く、5月3日の清水エスパルス戦では先発の座を富居大樹に譲っている。リーグ戦初勝利だったガンバ大阪戦は契約上の理由で出場ができなかったため、神戸戦の勝利は谷にとって今季リーグ戦初勝利となった。