「今やヨギのイレブンはW杯のタイトルの本命である!」
ネイマールの負傷が、ドイツ国内でも大きく取り上げられたのは言うまでもない。開催国のエースであるのはもちろんのことだが、ドイツ代表は準決勝でブラジル代表と対戦する。
2014年7月6日付デュッセルドルフ・エクスプレス日曜版は一面で「ネイマール・ドラマ」として苦痛に顔を歪めてピッチに仰向けになるネイマールの姿を掲載したそのすぐ下に、力強く前を見据える代表監督レーブと、黄金色のW杯の写真を持ってきた。
「センセーショナルな骨折! フットボールの世界はショックを受けた」と残念がるそぶりを見せながら、こう続けている。「―しかし、今やヨギのイレブンはW杯のタイトルの本命である!」
同じく7月6日付のビルト日曜版も、「今やオレたちが打ちのめす!」と大きな見出しとともに、大きなW杯の影絵を持ってきて、その中にタイトルに近づいている理由を書き連ねている。
「我々はミュラーを持っているため」、「ノイアーが全てキャッチするため」、「ヨギはベストの指揮官であるため」といった威勢のいい言葉が並んで、それと同時に「ブラジルのキャプテンは出場停止であるため」、そして「ネイマールが負傷で欠場するため」。
ビルト日曜版内のW杯特集では、ローター・マテウスの「彼(ネイマール)はプレーできない。我々が本命だ」というコメントも掲載されている。対戦国の主将、エースの欠場もあって、ここに来て、いよいよドイツ国内の期待は膨らんできている。
7月7日付のビルトも、W杯特集で「今や我々がW杯の本命である」と大きな見出しを持ってきて、ここでも「我々は他のチームよりも多く走るため」、「我々はただ1人のスーパースターを抱えていないため」とドイツ代表を肯定する言葉が多く並んでいる。