「レーブ―黄金の手腕を持つ男」。ラームの右SB復帰を絶賛
リオデジャネイロの地でドイツ代表がフランス代表を1-0のスコアで下して、一夜明けると、朝刊では、フンメルスが力強い姿を示した。
「フンメルスが決める!そして今、準決勝は対ブラジルだ!(Hummels trifft ! Und jetzt Halbfinale gegen Brasilien ! )/ ビルト(Bild)」
「レーブ万歳(Vive le Low)/デュッセルドルフ・エクスプレス(Dusseldorf EXPRESS)」
「フンメルスがヘディングでドイツを勝利へと導く(Hummels kopft Deutchland zum Sieg)/西ドイツ新聞(WESTDEUTSCHE ZEIYUNG)」
ドイツ代表がフランス代表を下して準決勝へと駒を進めたことで、各紙とも論調としては、フンメルスのヘディングによる決勝点、終了間際のベンゼマのシュートに対するノイアーのセーブ、そしてラームを右SBへと戻したレーブの手腕を評価している格好だ。
デュッセルドルフ・エクスプレスは相手がフランスだったことで「メルシー、マッツ!」とフランス語の見出しをつけてフンメルスを大きく取り上げている。
フランス代表との一戦そのものに対しては「素晴らしい。フンメルスのヘッドとマヌエル・ノイアーの神の手が我々に4度目のW杯タイトルの夢をさらに見させる」、「全てが上手く行った」と、賛辞を惜しまない。
レーブに対しても同様だ。「レーブ―黄金の手腕を持つ男」と、これまでとは打って変わって、絶賛とも取れる好評価である。主にラームを右SBへと戻したことで、このような評価に繋がっているようだ。