サッカー日本代表 最新ニュース
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は2015年に発足し、2018年ロシアワールドカップ直前に終焉を迎えた。その間、様々な選手が名将の下でプレー。香川真司や大迫勇也らが存在感を放った。一方で、活躍できなかった選手もいる。今回は、ハリルジャパンにおいて輝けなかった5人の選手を紹介する。
MF:柏木陽介
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年12月15日
日本代表成績:12試合0得点
ハリルジャパン成績:7試合0得点
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、サンフレッチェ広島で台頭した柏木陽介は、2010年に日本代表デビュー。2011年に行われたアジアカップ2011以降は代表を遠ざかったが、2015年3月にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任すると、同年10月に約4年ぶりとなる代表復帰を果たした。
その後もコンスタントに招集されていたが、2016年10月に行われたアジアカップ最終予選のオーストラリア代表戦を最後に、柏木は代表に呼ばれなくなってしまった。だが、決してパフォーマンスが悪かったわけではない。
2016シーズンには、浦和レッズでは日本人として福永泰以来16年ぶりとなる背番号10を継承。シーズン通してクラブを牽引し、自身初となるJリーグベストイレブンに選出された。さらに翌年には、10年ぶりとなるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。大会MVPに選出される活躍を見せていた。しかし、日本代表に名を連ねたのは、山口蛍や井手口陽介、大島僚太といった選手たち。柏木はハリルホジッチの御眼鏡に適わず、活躍の場を得ることが出来なかった。