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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング1~5位。激戦を制し、トップに輝いたのは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


5位:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表/レアル・マドリード)

モドリッチ22
【写真:Getty Images】

生年月日:1985年9月9日
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
20/21リーグ戦成績:35試合5得点3アシスト


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 2012年より所属するレアル・マドリードでは主力として前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献。2018年にはリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドら並み居る選手を抑えバロンドールも受賞した、正真正銘の世界最高のMFである。36歳となった現在もマドリーでバリバリ主力を張っており、まだまだ若手にポジションを譲る気配を感じさせていない。

 左右両足で巧みにボールを操れるなど「テクニック」が極めて高い選手で、相手が鋭く寄せてくれば華麗なターンやファーストタッチでそれを簡単に無力化する。もちろん「ドリブル」の質もハイレベルだ。また「パス」のセンスも非凡。とくに右足アウトサイドから繰り出すボールは絶品中の絶品で、これまでに何度もスタジアムを沸かせてきた。

 そうした技術力に加え、卓越した「IQ」も持っているのがこの男の素晴らしいところ。ピッチ内の状況は目まぐるしく変わっていくが、それを瞬時に頭の中でアップデートできるため、アクション一つひとつが効果的かつ正確。そのため周囲からの信頼は厚く、自然とボールが集まってくるので、中盤で存在感を失うことが滅多にない。「IQ」の数値は「95」と、驚異的なものになっている。

 また、ベテランかつスター選手でありながら誰よりも汗をかけるのも特長の一つ。豊富な運動量を駆使し、終盤になってもハードワークを止めることは決してない。小柄なため「空中戦」や「フィジカル」で数値を落としたものの、それが気にならないほどチームに貢献できるこの男のトップ5入りは、妥当な結果と言えるのではないか。

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