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リバプールは何を変えたのか? 見事な修正で宿敵マンチェスター・シティを撃破。3トップ中央で輝くマネの凄さとは?【分析コラム】

text by 編集部 photo by Getty Images

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FAカップ準決勝、マンチェスター・シティ対リバプールが現地時間16日に行われ、2-3でリバプールが勝利。10年ぶりの決勝進出を決めた。今月10日に対戦した際には引き分けに終わったが、リバプールは短期間で見事な改善をみせた。(文:阿部勝教)


10年ぶりの決勝進出

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【写真:Getty Images】

 現地時間4月16日に行われたFAカップ準決勝。今季4冠の可能性を残すリバプールは、再び宿敵マンチェスター・シティと相まみえることになった。同月10日に行われたプレミアリーグ第32節では、2-2の引き分け。リーグでも優勝争いを繰り広げる両チームは痛み分けに終わったが、この試合は、リバプールに軍配が上がった。

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 この試合にフルメンバーで臨んだリバプールに対し、マンCはケビン・デ・ブライネら主力選手がベンチスタート。13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグから中2日での試合となったため、コンディション面などを考慮し、スタメン5人が控えメンバーとなった。

 こうした面もあり、リバプールは試合開始から主導権を握ると力の差を見せつける。

 前半9分にコーナーキックからイブラヒマ・コナテが先制弾を決めると、17分にはサディオ・マネが追加点。バックパスを受けてからもたついていたGKにスライディングを仕掛け、点差を2点に広げた。

 さらに前半終了間際の45分。トレント・アレクサンダー=アーノルドとのワンツーでDFをかわしたチアゴ・アルカンタラがマネへ浮き球のパスを送ると、これをボレーシュート。背番号10がスーパーゴールを突き刺し、前半だけで3点をリードした。

 リバプールは前半を完璧なパフォーマンスで終えたが、後半開始早々に失点すると試合はオープンな展開に。後半アディショナルタイムにはベルナルド・シウバにゴールを決められて1点差に詰め寄られたが、逃げ切ったリバプールが2-3で勝利。宿敵を下し、10年ぶりの決勝進出を決めた。

 ここまで簡単に試合を振り返ってきたが、この試合のリバプールには前回対戦とは明らかに違う点があった。

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