多額の資金を投じ、必要な人材はそろった
──PSGに巨額の投資を行うことで、フランスサッカーの振興には大変貢献されていると思いますが、自国であるカタールのサッカーの復興に尽力したいというお気持ちは?
「わたしはPSGの会長だ。わたしの仕事はPSGを運営すること。カタールサッカーについては、それを専門に行っている人たちがいる。もちろんわたしは彼らとも良いコネクションを築いているが、だからと言ってわたしが協力するという話ではない。それぞれが、自分の仕事をまっとうすべきだろう」
──カタールのW杯招致に関して、フランスとの密約があった、という件については? このような質問を尋ねられるのは本意ではないと思いますが……。
「わたしはPSG以外のことについては何も関与していないし、何も知らない」
──多額の資金を投じて招聘した選手たちについてはどうですか? 彼らの出来には満足していますか?
「とてもハッピーだ」
──実権を握ってから、ここまで2年間の成果については?
「とても満足だ。今季は現在首位に立っているし、そのまま最後まで行けることを願っている」
──QSI(カタール・スポーツ・インベストメンツ)が参入してきてから現在まで、あなた方が計画したことについて、レオナルドの参画に始まる主要人物の招聘について、すべてがプラン通りに進行しているのですか?
「イエス。まずはレオナルド、そしてジャン・クロード(※ジェネラル・ダイレクター)、それからカルロ(・アンチェロッティ)。手に入れたかった人材はすべて手に入れることができた」
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