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ポルトガルで勢いに乗る田川亨介

　ポルトガル1部リーグ第30節のアロウカ対サンタ・クララ戦が現地時間15日に行われ、1-1のドローに終わった。サンタ・クララのFW田川亨介は2試合連続となる今季3点目のゴールを記録している。

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　今年冬に加入したサンタ・クララではデビュー戦で交代出場からいきなりの初ゴールを挙げたが、その後もなかなか十分な出場機会を得られていなかった田川。だが前節エストリル戦では初の先発起用に応え、見事な抜け出しから移籍後2点目を決めていた。

　与えられたチャンスを生かしたこともあり、今節も田川は2試合連続の先発出場。後半に入ってアロウカに先制を許す展開となったが、72分には田川の足から貴重な同点ゴールが生まれた。

　サンタ・クララが右サイドから相手ゴール前にクロスを入れると、守備陣のクリアミスでこぼれたボールをリカルディーニョがシュート。これはDFの足に当たったが、ゴール前に入り込んでいた田川の足元にボールがこぼれる。田川はこの絶好機を逃さず、ワントラップから左足で豪快に蹴り込んだ。

　これで田川は移籍後240分間の出場で3ゴール目。出場時間を与えられれば仕事ができることを結果で証明しつつある。今季は残り4試合となったが、さらにひとつでも多く得点を積み重ねてシーズンを終えたいところだ。