サッカー最新ニュース
常に“世界最高の中盤“を輩出し続けているスペイン代表。今回はスペイン代表でプレーした最高クラスのMFについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
ジョゼップ・グアルディオラ
【写真:Getty Images】
MF:ジョゼップ・グアルディオラ(バルセロナ/スペイン代表)
生年月日1971年1月18日(当時20歳)
91/92シーズンリーグ戦成績:26試合0得点0アシスト
スペイン代表通算47試合5得点
スペイン代表での主な出場大会:1992年バルセロナ五輪、1994年FIFAワールドカップ米国大会、UEFA EURO2000
近年のサッカー界において最も重要な存在といえるのがジョゼップ・グアルディオラである。バルセロナの中盤の要として一時代を築き、現在では監督としてサッカーの新たなトレンドを生み出し続けている。
19歳となった90/91シーズンにヨハン・クライフ監督のもとでトップチームデビューを果たすと、20歳となる翌91/92シーズンにレギュラーに定着。リーガ、UEFAチャンピオンズカップを制する原動力となると、その後に開催されたバルセロナ五輪に出場。U-23スペイン代表の主将として金メダル獲得に導いた。基本データはその91/92シーズンである。
バルセロナでの通算成績は263試合で6得点であるなど得点力に特徴のある選手ではなかった。しかし、能力値を見ると「パス」「テクニック」「IQ」「メンタル」で90を超える世界トップクラスの数値が付き、「守備力」でも80を超えている。中盤の底から正確無比なパスでチームを操り、驚異的なサッカーIQで戦況をコントロールする最強の“支配者“だった。