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交通事故で亡くなったリンコン

　元コロンビア代表のMFフレディ・リンコンが13日に死去した。交通事故でかえらぬ人となっている。そのリンコンは、1990年のイタリアワールドカップでのちに語り継がれる伝説のゴールを記録した。

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　コロンビア代表としてワールドカップ3大会に出場したリンコンは、代表で84試合に出場して17ゴールを記録した。クラブレベルでは、イタリアのパルマとナポリで大活躍したあとでレアル・マドリードへ移籍。スペインではインパクトを残せずに終わったが、それでもコロンビアのレジェンドであることは間違いない。

　特に有名なゴールは、1990年イタリアワールドカップで決めたゴール。グループステージでこの大会を制した西ドイツ代表と対戦して歴史的なゴールを記録した。88分に先制を許したコロンビアだが、その2分後にカルロス・バルデラマのスルーパスに抜け出したリンコンがGKの股を抜いてゴール。強国と引き分けた。

　コロンビア代表は、この大会で初めてワールドカップベスト16進出を果たした。その歴史の扉を開いた選手として、リンコンは多くの人の記憶に残り続けることだろう。