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エバートンに手痛い敗戦喫したユナイテッド

　マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、試合後に観客の手から携帯電話を叩き落としたとみられる行為が映像に捉えられた。その後自身のSNSで謝罪を行っている。

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　ユナイテッドは現地時間9日に行われたプレミアリーグ第32節のアウェイゲームでエバートンと対戦。下位に低迷するエバートンを相手に勝ち点を積み上げたいところだったが、0-1で手痛い敗戦を喫する結果に終わった。

　試合後には、C・ロナウドがドレッシングルームへ引き上げようとしていく際に、通路脇に集まったファンの近くで手を強く振り下ろすような様子の動画がSNS上で出回った。合わせて伝えられた情報によれば、エバートンファンの一人が手に持っていた携帯電話が叩き落され破損したようだ。

　C・ロナウドはその後、SNS公式アカウントで謝罪。「今の僕らが直面しているような困難な時に気持ちを抑えるのは容易ではない。それでも常に敬意を持ち、我慢強く、この美しいスポーツを愛する若者たちの模範にならなければいけない」と綴っている。

「気持ちを抑えられなかったことについて謝罪したい。可能なら、フェアプレーとスポーツマンシップのしるしとして、このサポーターをオールド・トラフォードでの試合観戦に招待したいと思う」とC・ロナウドは続けた。

　ユナイテッドもこの一件について、問題が発生したことを把握しているとコメント。警察による捜査が行われるのであれば協力するという声明を出している。

【了】