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クビ目前?ユベントスの放出候補5人。監督の戦術にフィットしないブラジル人に完全復活を目指す男も

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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21/22シーズンも佳境に差し掛かり、来シーズンに向けた補強や契約の話題も増えてきた。現在ユベントスに在籍している選手の中で、立場が危うい選手は誰なのか。今回は、この夏に契約満了を迎える選手を除き、放出候補となり得る5選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照、ローン移籍中の選手は所属元での成績


MF:アルトゥール(ブラジル代表)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月12日
契約期間:2025年6月30日まで
21/22リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト
21/22欧州CL成績:6試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:3試合0得点1アシスト


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 ユベントスの放出候補筆頭となっているのがアルトゥールだ。20年夏にミラレム・ピャニッチとの実質的なトレードでユベントスに加入したが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術にフィットしているとは言い難い。

 今季は怪我で開幕1ヶ月を出遅れたこともあり、復帰後もベンチを温める日々が続いた。12月末の時点でセリエAでの先発はわずか3試合と満足のいく出場機会を得ることが出来なかったことから、冬の移籍市場で移籍の噂が盛んに報じられた。その中でアーセナルへの買い取りオプション付きのローン移籍が濃厚となったが、ユベントスが代役を確保できなかったことから最終的には破談となっている。

 今季の後半戦はロドリゴ・ベンタンクールのトッテナム移籍やデニス・ザカリア、ウェストン・マッケニーの負傷に伴いスタメンへと復帰したが、序列そのものが上がったとは言い切れない。ユベントス側としては今夏の移籍市場での財源に、アルトゥール側としては11月に控えるワールドカップに向けて、今夏の移籍が両者にとって最適な選択肢になるかもしれない。

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