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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
20位:エデル・ミリトン(ブラジル代表/レアル・マドリード)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年1月18日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:14試合1得点0アシスト
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サンパウロでキャリアをスタートしたエデル・ミリトンは、2018年8月にポルトへ移籍。ポルトガルで名を馳せた同選手は、翌年にレアル・マドリードへの移籍を果たした。加入1年目は期待に応えることが出来なかったが、20/21シーズン終盤に入ると本領発揮。セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランが退団した今季からは、チームに欠かせない存在となっている。
抜群の身体能力を誇るミリトンは、CBとは思えぬ程の「スピード」を持っている。味方のカバーや裏へ抜け出した相手への反応も速く、1人で広範囲を死守。強靭な「フィジカル」も兼ね備える同選手は、アグレッシブな守備でマッチアップする相手をねじ伏せる。
さらに、ミリトンは「空中戦」でも強さを見せる。長身と強力なバネを持つこの男が、競り合いで相手に劣ることはほとんどない。高い打点から繰り出される強烈なヘディングは、セットプレーの際に武器となっている。
ミリトンはボール奪取力には長けるが、ビルドアップ力や「パス」能力はいまひとつ。積極的に「ドリブル」で持ち上がることもあるが、粗削りなところがある。相手からボールを奪い、攻撃を跳ね返すだけでなく、攻撃のスイッチを入れる「パス」やビルドアップが出来るようになれば、この男はさらに評価を高めるはずだ。