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デンマーク代表＆ブレントフォードで復活

　ブレントフォードに加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、心臓発作による離脱から完全復活を果たしたようだ。来季に向けてビッグクラブが獲得への関心を示しているとも報じられている。

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　昨年夏のユーロ2020（欧州選手権）で試合中に心停止に陥り、一時は生命が危うい状態となったエリクセン。現役続行は難しいという見方もあったが、1月にブレントフォードに加入して以来見事に復活を遂げている。

　2月末にプレミアリーグで約8ヶ月ぶりの実戦復帰を果たすと、今月にはデンマーク代表にも復帰。オランダ戦では交代出場からファーストタッチでゴールを決め、続いてセルビア戦でも1得点、ブレントフォードでも2日のチェルシー戦で加入後初ゴールを挙げた。

　ブレントフォードとの契約は今季末までの短期契約となっているが、トーマス・フランク監督はエリクセンとの契約延長にも前向きな姿勢を見せている。また英紙『デイリー・メール』が伝えたところによれば、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドの2クラブがエリクセンの動向を注意深く見守っているという。

　トッテナムはエリクセンが2013年から6年半を過ごして主力として活躍した古巣クラブ。ユナイテッドも名門再建に向けて補強を必要としている。このままシーズン終盤にかけて好調を維持したとすれば、来季にはビッグクラブ復帰を実現させる可能性もあるのかもしれない。

【了】