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デコの再来がA代表デビュー

　ポルトのMFビティーニャが、多くのクラブから関心を集めている。ポルトガル『レコルド』は、また一つデコと比較される材料が増えたと取り上げた。

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　22歳のビティーニャは、今季の活躍が注目されているところで、リバプールやバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードといったビッグクラブが争奪戦を繰り広げているという。

　そのプレースタイルから、ビティーニャはかつてポルトガル代表で活躍したデコの再来とも評価され、期待は膨らんでいるところだ。

　今季ブレークした形のビティーニャは、3月に初めてポルトガルのA代表に呼ばれた。そして、29日に行われた北マケドニア代表とのワールドカップ欧州予選プレーオフ決勝に途中出場してデビューを飾っている。

　この3月29日というのが、できすぎた偶然だと話題だ。ビティーニャが初めてポルトガルA代表でプレーした日は、デコと全く同じ。デコはビティーニャが3歳だった2003年の3月29日に代表デビューを飾っている。デコはセルジオ・コンセイソンとの交代でピッチに立った。セルジオ・コンセイソンと言えば、現在のポルトの指揮官。ビティーニャをブレークに導いた人物であることも奇妙な偶然だ。

　契約解除金が4000万ユーロ（約54億円）に設定されているというビティーニャ。“デコの再来”はどこへ行くのだろうか。

【了】