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【写真:田中伸弥】
予選を突破した過去6大会を比較すると…
日本代表は29日に行われたベトナム代表戦を1-1のドローで終え、カタールワールドカップ・アジア最終予選の全日程を終了した。一時は大苦戦を強いられた感もあった今予選の成績だが、過去の大会の予選成績と比較するとどうだったのだろうか。
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森保ジャパンは最終予選初戦のホームゲームでオマーン代表にまさかの敗戦。第3節のサウジアラビア戦にも敗れ、3試合で2敗という非常に苦しいスタートを切った。
1998年大会のワールドカップ初出場以来、初めて本格的に予選敗退の危機に立たされたとも言える状況だった。だがそこから復調した日本代表は白星を重ね、前節のオーストラリア戦まで6連勝。1試合を残して予選突破を確定させた。
最終予選が今回と同じ6チームのグループで開催されたのは前回の2018年ロシア大会のみだが、その前回の成績は6勝2分け2敗で勝ち点20。今回はスロースタートではあったが、最終的には7勝1分け2敗で勝ち点22を獲得し、前回の勝ち点を2ポイント上回った。
それ以前の大会は試合数が異なるため単純比較は難しいが、1試合平均勝ち点2.2という数字は、予選を突破した過去6大会で2番目に高い。唯一今回を上回っていたのは6試合を5勝1敗で終え勝ち点15(1試合平均2.5)を獲得した2006年大会予選のみだ。
また、10試合でわずか4点という失点の少なさは過去の予選と比べても圧倒的。1試合平均では、最も少なかった2014年大会予選(8試合5失点、平均0.625点)の数字を大きく下回った。
逆に10試合で計12点という得点数は過去最少ペース。試合数が同じだった前回(17点)から5点減少し、1試合平均の得点数としても予選を突破した6大会の中で最も少なかった。
【了】