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モロッコ代表GKヤシン・ブヌに関心か

　マンチェスター・ユナイテッドは、来季に向けて新たなGKの補強を探ろうとしているようだ。セビージャのモロッコ代表GKヤシン・ブヌに関心を示しているとも報じられている。

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　長年にわたってユナイテッドの正守護神を務めてきたスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、今季のプレミアリーグでここまで全試合フルタイム出場中。だが2023年6月までとなっている現在の契約は今季を終えれば残り1年となる。

　一方で、昨季後半戦で一時的にデ・ヘアからレギュラーポジションを奪ったイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンは今季リーグ戦出場無し。移籍の可能性も噂され、英紙『エクスプレス』はトッテナム、ニューカッスル、ワトフォード、ボルシア・ドルトムントが獲得への関心を示していると伝えている。

　そういった状況の中、ユナイテッドは新たなGKの補強も考えているとのこと。英紙『ミラー』は、セビージャでレギュラーとして活躍するブヌがそのターゲットだと伝えている。

　現在30歳のブヌはレアル・サラゴサやジローナを経て2019年にセビージャに加入。昨季からレギュラーに定着し、今季ラ・リーガ最少失点のセビージャで堅守に大きく貢献している。

　セビージャもブヌの引き留めを図り、2024年までとなっている契約をさらに延長することを試みているようだ。現在の契約には2500万ポンド（約39億円）ほどの契約解除金が設定されているが、新たな契約を結べば6300万ポンド（約99億円）程度にまで引き上げられる見通しであるとも伝えられている。

【了】