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UEFAヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の2ndレグ、ガラタサライ対バルセロナが現地時間17日に行われ、1-2でアウェイチームが勝利。この結果、2戦合計スコア2-1でバルセロナがベスト8に進んでいる。先制されるなど苦しんだバルセロナはなぜ逆転できたのか。その立役者は?(文:小澤祐作)
以前では考えられなかった逆転勝利
シャビ・バルサの底力を見た気がした。週末に控えているレアル・マドリードとの大一番に向けても、弾みがついたのではないだろうか――。
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ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の1stレグをスコアレスドローで終えたバルセロナにとって、2ndレグが難しくなることは容易に想像できた。ホームでアドバンテージを得られなかったことはもちろん、ガラタサライのサポーターは世界屈指と言えるほど熱狂的で、普段とはまた違った雰囲気の中で行われるアウェイゲームだったからだ。
実際、バルセロナはかなり苦戦を強いられた。1stレグ同様ボールは保持できるが、GKイニャキ・ペーニャの壁をなかなか破れない。すると28分、アレクサンドル・シカルダウの蹴ったコーナーキックをマルカンに合わせられ失点。敵地で1点ビハインドを背負ってしまった。
しかし、以前までのバルセロナであればこのままズルズルいくところが、この日は違った。37分にペドリが同点ゴールを奪うと、後半開始早々にピエール=エメリク・オーバメヤンがゴールネットを揺らす。けたたましいブーイングが響く難しい状況の中、見事スコアをひっくり返したのである。
その後は冷静にボールを動かしながらガラタサライに反撃の芽を与えず、バルセロナは逃げ切りに成功。ベスト8へと駒を進めることになった。
では、ここまで簡単にゲームを振り返ってきたが、なぜバルセロナは逆転勝利を収めることができたのだろうか。